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A: | 腸性目ホヤ全体の模式図。消化管(胃,腸)がループを作り,そのループの中に納まるように生殖巣(卵巣および精巣)がある。 |
B: | エサの運搬の様子を示す模式図。エラカゴ内に入った海水は鰓孔を通って囲鰓腔へと出て(白抜き矢印),出水口から排出される。腹側にある内柱から分泌された粘液がエラカゴの繊毛運動で背側へと流れ,背側では背板線にある繊毛運動で基部側にある咽頭へと流れが続いていく。この粘液の流れ(細矢印)によってエサが運ばれていく。 |
(Robert D. Barnes, 'Invertebrate Zoology' fourth edition, Saunders College, Philadelphia, 1980より改変) |