花屋は、一般に問屋から仕入れた2〜3倍の値段で花を販売している。 かなり粗利が大きいように見えるが、花は売れ残ったらどうすることもできないので売れ残り分(ロス率)も見込んで多めに仕入れる。
カジュアルフラワー(スーパーなどで安く花が売られている)は、花の問屋が市場で競り落とす花の中で、大きさや形が規格と合わなかったり、少々キズがついたものもまじっている。お祝い用としては使えないが、家庭で飾るにはまったく問題ないものがスーパーなどに流通し、低価格で売られている。
(引用文献:インタービジョン21編、「儲けのカラクリ」、三笠書房、2002年)