
コンピュータの基本構成
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基本構成
- ハードウェアの節で述べたとおり、コンピュータの基本機能には、入力・出力・記憶・演算・制御がある
- これら5つの機能を「コンピュータの5大機能」といい、それに対応するハードウェアとして入力装置・出力装置・主記憶装置・演算装置・制御装置がある(6章で詳述)
- 以下にコンピュータの基本構成を示す
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処理装置
- 制御装置と演算装置は、あわせて中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)または処理装置という
- 演算装置
- 読込んだデータに対して算術演算(3章で詳述)、論理演算(8章で詳述)、比較分岐などの処理を行う
- 算術論理演算装置はALU(Arithmetic and Logic Unit)ともいう
- 制御装置
- コンピュータの動作を制御する装置
- 主記憶装置に格納されている命令を読込み、実行するといったコンピュータの中枢的な役割を果たす
- 主記憶装置
- 入力装置からのデータやプログラム、演算装置などの演算結果を格納する装置
- 記憶する場所にはアドレスがついており、アドレスを指定することで主記憶装置からデータを読込む
- メモリともいう
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周辺装置
- 処理装置に外部にあり、記憶装置とやりとりを行う入力装置・出力装置・補助記憶装置をあわせて周辺装置という
- 補助記憶装置
- 大量のデータやプログラムを格納する装置
- 主記憶装置に必要なデータやプログラムがない場合に、補助記憶装置から読込む
- ハードディスク、フロッピーディスク、CD-ROMなどがある
- 入力装置
- 外部からコンピュータ内部へデータを取り込む装置
- キーボード、マウスなどがある
- 出力憶装置
- コンピュータ内部で処理した装置を外部に出力する装置
- ディスプレイやプリンタなどがある
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