
コンパクトディスク(CD)
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種類
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サイズ
- 1枚の最大記憶容量が650MB、700MBのものがある
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構造
- レコード盤のようにらせん状のトラック
- パソコンでは主に直径12cmのものが使用されている
- ランダムアクセスが可能である

CD-R
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- CDドライブは、ディスクをスピンドルモータで回転させて、光学式ピックアップでディスクに記録されたデータを読み出す
- ドライブの構造はCDとDVDで基本的に同じである
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用途
- ソフトウエアの提供
- 音楽CDの作成
- データのバックアップ、交換
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欠点
- ハードディスクと比較して、読み込み時間は遅い
- CD-RWの書き込み回数もせいぜい約1000回くらい(CD-Rは1回)
- 書き込み時間も遅いので、頻繁に書き換える用途に向いていない
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読み取り原理
- レーザ光線の反射を利用してデータを読込んでいる
- 記録層(反射膜)に凹みを付けて、凹のでいる部分(ピット)と凹でいない部分(ランド)で1と0を記憶している
- レーザー光線を反射膜に照射する
- ランドに当たった光は、そのまま反射する
- ピットに当たった光は、拡散する
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書き込み原理
- CD-Rの場合、盤表面に塗布した樹脂にレーザ光線を当てて溶かし、ピットを生成し、データの書き込みを行う。樹脂を溶かすので再度、書き直すことはできない
- CD-RWの場合、記録面の金属に加える温度を制御して、結晶状態/非結晶状態を生成することで、データの書き込みを行う。再度、書き込むことは可能であるが、1回データを消去しなければならない
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倍速表記の意味
- CD-ROMドライブのデータ転送速度(読み出し速度)の倍速という表記は、音楽CDの何倍の速度でデータ転送しているかを表している
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例
- 音楽CDのデータ転送速度(1倍速や標準速という)は150KB/秒である
- 50倍速という表記は150×50=7500KB/秒であることを示す
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