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- 1956年にIBMがはじめてハードディスクを発売した。直径24インチのディスクを50枚使い、その容量は5MB
- パソコン用の初期のものは5.25インチで、サイズは10MB〜300MB
- 現在のものは3.5インチで、20MB程度から始まり現在では100GB以上(単位の違いに注意)
- ノートPC用は2.5インチ
構造
- トラック: ディスクはトラックで区切られている
- シリンダ: 同一半径上のトラックの集合、円筒状になる
- ハードディスクの中では、プラッタと呼ばれる磁気ディスクが、毎分数千回転という高速で回転している
- プラッタ表面の磁気記録層に対して磁気データ を読み書きするのが、スイングアームの先端に取り付けられた磁気ヘッドである
- 磁気ヘッドはアクチュエータの働きによってディスク表面を半径方向に移動し、任意のトラックを読み書きできる
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接続方法
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- SCSI、USB、IEEE1394などに接続
装着方式
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- 内蔵、外付け、携帯型外付け、ミラーリング(別のハードディスクを常にコピー)
選定基準
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- 選定の基準は容量とアクセス速度
- 初期のハードディスクで3600回転/分、最近のハードディスクで7200回転/分で、最新のハードディスクは1万回転/分以上
記憶容量の計算
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- ディスク媒体全体(1ボリューム)の記憶容量
- 1トラックあたりの記憶容量×1シリンダあたりのトラック数×1ボリュームあたりのシリンダ数
例題1
(解答)
- ディスク全体の記憶容量はいくらか
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例題2
(解答)
- 記憶容量が304Mバイトのハードディスク装置がある。このシリンダはいくつか
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磁気ディスク装置のアクセス時間の計算
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- アクセス時間=(平均位置決め(シーク)時間+平均回転(サーチ)時間+データ転送時間)
- シーク時間:目的のレコードが記憶されたシリンダにヘッドを移動
- サーチ時間:目的のブロックの先頭がヘッドの位置に来るのを待つ
- データ転送時間:データを転送する
例題3
(解答)次の磁気ディスク装置の1トラックのデータを読み込み、主記憶装置に転送し終わるまでのアクセス時間を求めよ
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