
WWWシステムの仕組み
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WWWとは
- WWWはWorld Wide Web の略で、世界に張られた蜘蛛の糸という意味がある
- WWWシステムはWWWサーバとWWWブラウザで構成される
- WWWはTCP/IPのアプリケーション層であるHTTPプロトコルを使用する
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WWWサーバ
- WWWサーバは、マルチメディア対応の情報提供用サーバである
- ホームページ記述言語HTMLをハードディスクに保存するだけではWebページは表示できないので、WWWサーバが必要である
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Webブラウザとは
- インターネットのWebページを見るためのソフトウェア
- 1993年:Mosaic(マーク・アンドリーセン、イリノイ大学)情報を見るためのソフトウェア
- もともと、文字だけ
- その後、音声、静止画、動画などマルチメディア情報にも対応
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代表的なブラウザ
- 1993年、NCSA(National Center for Supercomputing Applications)のMosaic
- PC、 Macintosh、Unix (X Window)。現在はほとんど使われない
- マイクロソフト社のInternet Explorer(Mosaicのコードをベースに)
- Windows用のみ。シェア9割以上
- 略してIE(アイ・イー)と呼ばれる
- Internet Explorer6のサンプル画面
- ネットスケープ・コミュニケーションズ社のNetscape(Mosaicの開発者達による)
- 各種OS用あり
- 略してネスケと呼ばれる
- Netscape7のサンプル画面
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動作
- クライアントであるユーザはブラウザにURLを入力
- WWWサーバはindex.htmlのファイルの中身をアクセスしてきたWWWブラウザに送信する
- WWWブラウザはHTMLを読込み表示する
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特徴
- ハイパーリンク
- ホームページ内にある文字や絵を他のページや画像などと関連をつけて、クリックするだけでそのページや画像などを表示できる機能
- リンク先は、インターネットの別のWebサーバでもよい
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HTML
- HTMLはHyper Text Markup Languageの略である
- HTMLはホームページを記述する言語である
- タグを用いたマークアップ言語
- タグ:<>で囲んだマークを用いてホームページのテキストの書式や構造、画像の挿入などを記述する
- HTMLは通常、メモ帳などのテキストエディタで記述する
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HTMLの問題
- HTMLは、ブラウザ独自の機能に対応したタグの種類があり、利用するブラウザによって認識できず表示されないものがある
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XML
- XMLはeXtensible Markup Languageの略である
- インターネット環境との親和性が高いマークアップ言語
- 文書構造だけでなく、レコードのフィールドやデータ型をタグを用いて記述
- ユーザが独自にタグを定義できる
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