11. インターネットの危険性

  インターネットでは、Webブラウザや電子メールなどのツールを使うことで、様々な情報の入手・連絡などを行うことができる。大変便利なツールである。しかし、便利であるが、利用するときには、気をつけないといけないことが多くある。インターネットは、「善意のネットワーク」と言ってもよい。それを逆手に取って、人に迷惑をかける人や悪意で人を陥れる人がいる。

  悪意のある人は、ウイルスの入ったメールを送り込んだり、Webにアクセスしてきた人の個人情報を盗んだりして、善意の利用者に損害を与える。

  インターネットは、便利である。しかし、危険が伴う。では、危険を避けるために、危ない場所には近づかないというのは、ひとつの考え方であるが、現代において車の事故が多いと言って車を利用しないだろうか。もう車なしでは、生活できない。

  インターネットを利用するときには、危険性があると知って、行動することが大切である。本章では、インターネットでの危険性について説明するので、どんな危険性があるかを知って、インターネットを利用するようにしてほしい。



  • 改ざん・Dos攻撃・踏み台攻撃
  • 不正プログラム(ウィルス・ワーム・トロイの木馬)
  • 不正アクセス
  • スニファリング・パスワード攻撃
  • セキュリティホール、ファイアウォール
  • 暗号
  • デジタル署名(電子署名)
  • SSID、MACアドレス、WEP
  • 共通鍵方式、秘密鍵方式
  • 不正プログラム対策ソフト(ウィルス駆除ソフト)
  • 情報セキュリティ関連法規
  • 個人情報、ソーシャルエンジニアリング