
無線LANはセキュリティに弱い
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無線LANの弱点
- 無線LANは50〜100mくらいの範囲まで電波が飛んでいく場合があるので、その範囲であれば無線LANの通信内容を傍受・盗聴されてしまう
- 外部から無線LANを通して、家庭やオフィスのLANに不正侵入されてしまう
- 無線LANからの電波は傍受され、通信内容を盗聴されてしまう
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無線LANのセキュリティ対策
- SSIDを設定することで、SSIDを知らないユーザの接続を防止する
- MACアドレスフィルタリングにより無線LANへアクセスできるマシンを制限
- WEPによるパケットの暗号化.により、通信の傍受をさける
- 上記3つの方法を組み合わせて、無線LANを保護するのが一般的である
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SSID
- SSIDとはService Set Identifierの略である
- SSIDは無線LANのグループのようなものであり、アクセスポイント(ルータなど)とクライアントに同じSSIDが設定されていないと通信することはできない
- 最近はSSIDをANY設定するなどして、SSIDを自動検出できるため、セキュリティにはほとんど役立たない
- SSIDはESS-IDまたはネットワークネームとも呼ばれる
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MACアドレスフィルタリング
- MACアドレスとは
- MACアドレスとは Media Access Control addressの略である
- 各Ethernetカード(ネットワークカード)につけられた固有のID番号である
- 全世界のEthernetカードには1枚1枚固有の番号がつけらている
- この番号を元にカード間でデータ通信を行っている
- MACアドレスフィルタリング
- 接続を許可するコンピュータのMACアドレスをアクセスポイントに登録し、それ以外のコンピュータのLANへの接続を禁止する
- 無線LANの外部からの不正侵入に対して効果がある
- PCやアクセスポイントから送信される電波を直接傍受すれば、盗聴できてしまう
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WEPによる暗号化
- WEPとはWired Equivalent Privacyの略である
- 無線を通じてやりとりされる情報を暗号化し、傍受されても内容が分からないようにしている
- 共通鍵方式を利用して、実現されている
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