12. 個人認証
貴重な情報にアクセスするときに、アクセスしている人が本当に許可されているかを確認しないと、いとも簡単に情報が漏洩してしまう。情報資産を守るという観点からもアクセスする人の認証である個人認証は、セキュリティの観点からも大切である。身近な個人認証は、ユーザIDとパスワードである。大学に入り、大学のコンピュータ環境にアクセスするときに、必ず一人一人に与えられる。これは、知識、知っていることを利用した認証である。
本章では、ユーザIDとパスワードだけでなく、指紋などのバイオメトリックスを利用した個人認証を紹介し、認証の重要性を説明する。本章で学んだ後で、銀行などのATMを利用するときに、どういう方法で認証が行われているかを体験してほしい。
- 個人情報
- 個人認証
- バイオメトリクス
- 指紋
- 顔
- 静脈パターン
- 虹彩
- 行動パターンによる認証
- 署名認識