human and environment
9. 大気層での熱の出入り
- 私たちの住む地球 -  太田 雅久

入ってくる量にはマイナス(-)を、
出てゆく量にはプラス(+)をつけることにする。


(1) 太陽の入射光
S/4(昼と夜、及び太陽を真上から受ける赤道付近と真横から受ける極地を平均すると1/4がつく)

(2) 大気層で反射される光
S aa/4 (aaは大気層の反射率)

(3)大気層を透過する光
Sta/4(taは大気層の透過率)

(4)大気層を透過し、地表で反射された光
Staas/4(asは地表の反射率)

(5)地表と大気層の温度差に比例して伝導する熱
c (Ts-Ta)
(地表温度の方が大気層の温度より高い)

(6)地表が放射する熱
σTs/4

(7)地表から放射されて大気層を透過し宇宙に出てゆく熱
σTs4 t'a
(t'aは主に赤外線に対する大気層の透過率)

(8)地表から放射された後大気層で反射される熱
σTs4a'a
(a'aは主に赤外線の大気層での反射率)

(9)大気層自身が地表と宇宙に向かって放射する熱
σTa4
大気層に入ってくる熱 −(1)−(4)−(5)-(6)
大気層から出てゆく熱 (2)+(3)+(7)+(8)+2×(9)
平衡状態にあるとすると、これらの和はゼロとなる。

-(1-aa-ta+aata)S/4-c(Ts-Ta)-σTs4(1-t'a-a'a)+2σTa4 = 0