human and environment
1-4-4. 文献案内
- 環境法・環境政策 - 大久保 規子
- A. 概説書
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原科幸彦編 「環境アセスメント」
(放送大学教育振興会・1994)
環境アセスメント全体の流れを,社会工学の立場からわかりやすくまとめている。
山村恒年 「環境アセスメント」
(有斐閣・1990)
訴訟との関係も含め,より法 的な観点から環境アセスメントの全体像と課題をつかむのによい。
川名英之 「ドキュメント日本の公害11巻 環境行政の岐路」
(緑風出版・1995)
環境アセスメントをめぐるこれまでの経緯を詳しく論述している(107頁以下)。
島津康男 「新版環境アセスメント」
(日本放送出版協会・1987)
矢作川等の具体 例を示しつつ,住民による環境アセスメントの実践の必要性を訴えている。
日本科学者会議編 「環境アセスメントの復権」
(北海道大学図書刊行会・1985)
道路,埋立,ダム等,それぞれの分野ごとに,これまでの環境アセスメントの問題点を分析している。
- B. 環境アセスメント制度の現状
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環境庁企画調整局編
「環境影響評価制度の現状と課題について
ー環境影響評価制度総合研究会報告書ー」
(大蔵省印刷局・1996)
論点ごとに国内外の制度を整理している。
- C. 今後の環境アセスメント制度のあり方
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ジュリスト 「特集・環境影響評価制度のあり方」1083号(1996)
環境アセスメント制度が抱える課題と今後の方向性について具体的に指摘している。
日本弁護士連合会の意見書「環境影響評価法の制定に向けて」(1996)
参加の強化,審査会の設置,訴訟制度の整備等,網羅的・具体的な提案を行っている。
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