この物語は、今から何年か先―そう遠くはない近未来の話。 人々が新しい年号にも慣れ始めた大平15年から始まります。

大平15年4月、
埼玉県川口市の公立高校を卒業し、 晴れて神戸の名門、甲南大学経営学部に入学した渡辺大治君(ナベちゃん)は、在学中の必修科目である<経営学演習(ゼミナール)> (60単位)の課題として、 新しいビジネスを立ち上げることになりました。

※尚、この物語はフィクションです。 登場する人物、団体など一切関係ありません。