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 大平40年。ナベちゃんは43歳になりました。
 この年、創業時から会社を支えてきた基幹事業である パソコン・プロテクターが、ネットウェア上にお祓い機能を織り込む画期的な技術〔セーフティ・ネット〕の開発によって大きな打撃を受け、ホワイト・ラビットの業績は急激に悪化しました。
 これを知った京都市の春日商事グループ(藤原胴長社長)と伊勢崎市の八幡システムズ(新田頼朝社長)は、ホワイト・ラビットのブランド名と顧客ベースに目を付けて、それぞれのグループ持株会社からの出資をホワイト・ラビットが受け入れるという形の資本提携を申し入れてきました。ナベちゃん、どうする?