太平37年に建てられた(株)ホワイト・ラビットのオフィスビル。
人気建築芸術家ヒロ・ヒョウゴの設計で、 テーマは「宇宙の広がりと光」。
60階まで吹き抜けになっているビルの内部に、 同32年に開発された重力遮断材「オリハルコン」で作られた 球状のコンパートメントが234個浮かんでいる。各コンパートメントは日本古来の大社造りになっていて、各コンパートメントで重力を自由に変えられることから、宇宙時代型オフィスとして話題を呼ぶ。
また夜になるとコンパートメントがそれぞれ発光して、 それがブルーベースで整えた内壁とマッチし、 まさに「宇宙に浮かぶカラフルな星」の雰囲気をかもし出している。それが若者の間でうけ、オフィスビルとしては異例のロビーと展望台の夜間開放を行い、デートスポットとしても有名となる。