社会調査工房オンライン-社会調査の方法
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1-3-1 調査の実施
依頼状の形式の見本
○○○○年○○月○○日
各 位
○○大学○○学部○○研究室
○○ ○○

アンケートご回答のお願い

 拝啓 皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。私どもは○○から研究助成を得て、○○県民の生活や意識についての調査を行っております。どうかご協力をお願い申し上げます。
 きびしい競争社会となり、身近な地域での安全性もゆらぐ中、家族や友人どうしの支え合い、あるいは地域やさまざまなグループでの交流が、今まで以上に大切になってくると考えられます。そこでこの調査では、特に、地域の活動への参加、ふだんのおつきあいや助け合いについて、皆様から実際をうかがうことを目的としています。
 調査対象者の決定にあたっては、地域や性別や年代が偏らないように、まず県内○○地点の市区町を選び、各役所の許可をいただいた上で住民基本台帳から無作為に氏名と住所のみ計○○○○人分を抽出しました。名簿は個人情報保護法に則って厳重に管理し、調査終了後に速やかに裁断廃棄いたします。回答内容から回答者が特定されたり、個別の回答が外部に漏れることもありません。
 アンケート中の質問では、立ち入ったこともお尋ねしていますが、以上の趣旨をご理解いただいた上で○月末までに回答投函くださるとありがたく存じます。この調査についてご不明な点がございましたら、下記の電話、電子メールでも説明いたしますので、ご連絡くださいますようお願いいたします。
 お忙しいなかを恐縮ですが、研究の貴重な資料とさせていただきたく、ご回答を重ねてよろしくお願いいたします。末筆ながら寒さ厳しい折柄ご自愛ください。敬具

  <調査事務局>
  (〒xxx-xxxx)○○市○○区○○○○○○ ○○大学○○学部 ○○研究室
           電話: xxx(xxx)xxxx(直通)
           電子メール: xxxxx@xxx.xxxxx.xx.xx

※調査実施の背景や調査の具体的な内容、サンプリングの方法などについては、それぞれの調査によって異なるので、自らが実施する調査に合わせて記述すること。ここに掲載した依頼状はあくまでも文例である。


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