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- 原子などの小さなものから宇宙の大きさに関係する、まさに天文学的数値をコンピュータは扱う必要がある
浮動小数点の例
- 光速は299792458m/s、電子の質量は
- 同じ小数点位置で表現しようとしたら非常に大きな桁数が必要
- しかし,これらの数値における有効数字はいずれも数桁
⇒小数点の位置を自由に変えることにより、いろいろな数値を表現可能先頭へ
赤の部分は仮数、10を基数、青の部分を指数という例題
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- 0.0000132を0.***×10kという形に書きかえよ(小数点以下第1位は0以外)
0.0000132=0.132×10-4例
- 2進数の浮動小数点表記は、
±(仮数)×基数指数で表現すると以下のようになる
+(0.101101)×23上記の場合、+が符号、0.101101が仮数、2が基数である
浮動小数点数を一定の長さのビット(例えば16ビットや32ビット)で表現するには、仮数、基数、指数をその中に収めればよい(第何ビットが何を意味するのかは約束しておく。この表現方法はいろいろある!)IEEEの決めた浮動小数点
- 32ビットの浮動小数点数を表現するためにIEEEが定めたもの
- 以下のように表現する
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- Mは常に正になることに注意
- 基数は2であることに注意
- Eの範囲は0〜255
例題
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- 10進数の50を上記方法でコード化せよ
50を2進数にすると110010。これを変形すると、
1.1001×25
よって、
これをIEEEの浮動小数点フォーマットに当てはめると、
と表現される