modern asian economy
8-3. 金融・企業改革の第3段階(2000年後半〜2002年)
担当：甲南大学 高龍秀＜コ・ヨンス＞
| ■ | 韓国のペイ・オフ：預金保護限度を当初予定の2000万ウォンから5000万ウォンに引き上げて2001年実施。 |
| ■ | 2000年6月 金融機関の保有有価証券の時価評価制度を導入しました。 |
■金融監督委員会は2000年9月24日に「2段階企業−金融構造調整推進計画」確定。
【企業部門】
・10月中に全大企業の信用リスク点検⇒再生不可能な企業の選定⇒11.3判定
・経営不振兆候企業への整理・出資転換可否を決定。
・年内に法定管理企業を早期に卒業。
【金融部門】
・経営悪化6銀行に公的資金・経営改善計画提出と審査
・11月に金融持株会社統合推進。
・2つ程度の大型リーディング・バンク誕生を誘導。
・非銀行金融圏での清算完了(大韓生命の売却を再推進)
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2000年に現代建設、ハイニックス半導体(旧現代電子産業)の経営危機
会社債迅速引き受け方案：2001年に65兆ウォンの社債の満期−借り換えが困難に。
政府系の産業銀行が中心になり、満期を迎える社債の80％を買い取る支援。
民間銀行にも社債支援を要請。
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2001年の秋以降、内需主導で韓国経済が回復基調を強め、株式・社債市場も上昇・安定
2002年段階で不良債権問題・金融システム問題もほぼ安定 |
