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quantum mechanics
はじめに
- この副教材の使い方 -
量子力学 - 太田 雅久

この副教材は「量子力学I」の教科書と同じ章だてで、次の5章から成り立っています。

1. 古典物理学の限界と量子力学の誕生
2. 不確定性関係
3. シュレディンガー方程式
4. 固有値と固有関数
5. 一次元ポテンシャル問題

 各々の章は、いくつかのキーワードをもとに解説されています。それらを理解するために必要な知識について解説されています。これらは既に今までに学習した教材に関係するものですが、復習の意味で添付されています。力学、電磁気学、統計力学や物理数学に関する基礎知識です。クリックすれば説明が展開されます。

この副教材は次のように使ってください。
1.  予習として講義のまえに目を通しておくと効果的です。
2.  講義のあと復習として、キーワードに関して自分の頭で習得すべきことをまとめるのに使って下さい。
3.  復習して、まとめた結果をもとに、一言、「e−広場」に自分の意見や質問事項を投稿して下さい。

 半期の講義ですので、その間に10回以上の投稿が単位の取得に必要となります。投稿はクラス全員にオープンされます。他人の意見に関するコメント等も同等に扱います。つまり、この趣旨はクラス全員で量子力学の基本的な部分を理解しようということです。投稿内容は教員が見て、時によって対応したコメントを出します。また、全員に質問を投げかけたりもします。このやりとりの中で教員は適切な評価を下し、それを期末テストの成績に加味します。

 クラス全員の協力をお願いします。「量子力学I」は必修科目でありますが、単にそれだけではなく、物理学科の学生にとって「量子力学」は必修ですから。

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