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quantum mechanics
3-5. 期待値と粒子の運動量
- 積分評価のコツ -
量子力学 - 太田 雅久
積分領域の両端で、被積分関数の一部である、或る関数
の値が与えられているとしましょう。
つまり、
の積分で
,
であるとしましょう。このとき、この積分は部分積分を用いて変形することができます。
結果は、微分の位置が
のところから
の所に移りました。このように被積分関数に与えられた情報を用いて、微分演算子を移動させることができます。この方法は変分法その他で、物理ではよく使います。
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