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quantum mechanics
3-7. 期待値を求める練習
- 規格化 -
量子力学 - 太田 雅久
波動関数ψ(x)が規格化されている場合、

数式

を満たしています。積分の下限と上限は、関数の定義域の下限と上限です。この場合は0と∞です。問題の波動関数には定数αが入っています。複素共役をとるときに注意しましょう。

数式

となりますが、αが実数であるとすると、

数式

となって、ψ(x)と同じです。α>0と考えて以下の計算を行います。2回部分積分を行いますので注意して下さい。

数式

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