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quantum mechanics
4-5. ポテンシャルに束縛された粒子の
固有値問題
- 二階線形常微分方程式の解法 -
量子力学 - 太田 雅久
数式

数式と仮定してみます。このように仮定する理由は、この種の方程式が数式の形の解を持つことが知られているからです。これを微分方程式に代入します。

数式

この式が成り立つためには

数式

μが満たさなければなりません。この式のことを特性方程式といいます。この場合は

数式

という2根を持つので、解は

数式 , 数式

となります。
一般に

数式

の場合も同様に特性方程式は

数式

この2根をμ1,μ2とすると、独立な解は

数式 , 数式

となります。

重根の場合は自分で数学の本を調べてみてください。
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