社会調査工房オンライン-社会調査の方法
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1-2 調査票の作成
1-2-1 調査票の構成


調査票の項目と構成
1.タイトル
 例:「甲南大学生のアルバイトの実態と意識に関するアンケート」
 ・内容を簡潔に表すものにする。
 ・言葉づかいに気をつける。
2.企画者・実施者名
 例:「甲南大学文学部社会学科 平松孝造」
 ・企画した人(機関)と調査を実施する人(機関)が異なる場合は併記する。
 ・相手が信用するための重要な要素のひとつ。
3.あいさつ文
 例:「私は甲南大学で社会学を専攻する…、このたび、…、」
 ・この書き方で、回収率が大きく異なるほど重要なもの。
 ・誰が、どんな目的で、どのような抽出方法で、結果はどうなるのか、など。
4.記入上の注意事項
 例:「回答は、該当する番号に○をつける…」
 ・わかりやすく、目立つように工夫する。
5.回収方法・回収日時・回収者
 例:「この調査票は11月12日に、平松孝造が回収に伺います。」
 例:「記入の終わった調査票は、同封の封筒に入れ(切手は不要です)、11月12日までに投函してください。」
6.連絡先
 例:「このアンケートについてのお問い合わせは…」
7.質問本文(後述)
 ・答えやすい質問から配置する。
 ・関連があるものは続けるなど、アンケートの流れを考慮する。
 ・質問番号は、問1、問2…、1、2、などとする。
 ・質問が分岐する場合は、問1-1、付問1…などとする。
8.フェイス・属性(後述)
 ・答えづらい質問は避ける。(例:年収など)
 ・属性に関する質問は、質問本文の前に置く場合もある。
9.お礼
 例:「以上で終わりです。長い間ご協力ありがとうございました。」

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