社会調査工房オンライン-社会調査の方法
←
社会調査工房オンラインへようこそ
作成にあたって


 社会調査工房オンラインは2004年春にはじめて公開されました。その後バージョンアップを重ね今日に至り、今後もバージョンアップを続けていく予定です。
 本コンテンツの内容は、ゼミや実習、講義の経験、そこで学生の皆さんから受けた質問や感想を踏まえながら、甲南大学文学部社会学科の全教員によって共同で作成されています。パートによっては、実際の調査の事例や学生のレポートの例も盛り込んでおり、このように直接協力をして頂いた方々も少なくありません。多くの文献や資料も参考にさせて頂いていますし、実際の作成に当たっては(株)ナスピアに大変お世話になりました。そしてなにより、社会調査には必ず調査に協力して下さる方々の存在を忘れるわけにはいきません。これら多くの方々のお力添えに対し、この場を借りて深く感謝申し上げます。
 本コンテンツは、最初からホームページ用に企画されたものです。多くの書籍とは異なり、執筆・作成にあたって、全体の統一を無理に行うことはあえてしていません。社会調査の方法論は実に多様であり、それぞれのスタイルにはそれぞれの考え方や思想があります。そうした多様性自体が社会調査の面白さでもあることがその理由です。全体を通して読んで頂けると、同じ事柄を扱っていても、微妙に表現や視点、考え方が違うということに気がつくはずです。方法論の多様性だけではなく、こうした違いに優劣をつけず、互いに関連づけながら並存していること自体がこのコンテンツの特徴といってもいいでしょう。
 もちろん、私たちにとってもこうした企画・作成は初めての経験で、多くの誤りや修正していくべき点も少なくありません。そうしたご指摘には真摯に耳を傾け、改良を重ねていければと考えています。随時加筆修正が行えるのがホームページの特性ですから、書籍とは異なり、バージョンアップも容易に可能です。実際に、毎年のようにこのコンテンツは加筆・修正が行われています。このコンテンツはそうした特徴を活かし、今後もバージョンアップしていく、対話し成長するコンテンツとなることを目指しています。感想をぜひお聞かせください。
2014年春
甲南大学文学部社会学科

←
copyright(c)2004 Konan University All Rights Reserved.