溶液の濃度を最も簡単に比較する方法は、同じ太さの試験管に入れた濃度の知られた標準溶液と、試料溶液の色と肉眼で見比べることです。しかし、この方法では、精度の高い測定はできません。(上写真) 吸光光度法のために用いられる装置には、手動式のものから、高度に自動化された高性能なものまで多種類の分光光度計が市販されています。しかし、その基本構造は、いずれも同じで、光源部、波長選択部、試料室、測光部から構成されています。(図2・9) |
![]() 比色
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![]() タングステンランプ
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![]() 重水素放電管
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![]() 回折格子
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![]() 光電子倍増管
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