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■ | アジア通貨危機は、驚くべき速さでフィリピン・インドネシア・マレーシアに波及しました。 「伝染効果」( contagion effect ) ⇒欧米金融機関はASEAN諸国が同様の問題を抱 えていると見なし、ASEAN通貨をいっせいに売り出しました。 |
■ | 8月11日 IMFはタイに172億ドルの緊急融資を決定する会議を開きました。 ・タイへの支援:IMF40億ドル、アジア9カ国(日本40億ドル)105億ドルなど172億ドル (東京で開催し、日本が主導的な役割を果たしました。米国は危機を深刻に捉えず二国間支援には参加しませんでした) |
■ | 10月 インドネシアもIMFに緊急(救済)融資を要請。392億ドルの融資枠を決定。 ⇒融資条件として、厳しいコンディショナリティが求められます。 |
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