社会調査工房オンライン-社会調査の方法
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1-1 質問紙調査の企画・設計
1-1-2 質問紙調査の5つのステップ


質問紙調査の5つのステップ
1.調査の企画・設計
・問題意識の整理 → 何を調べたいのか? → テーマ・調査目的の確定!
・仮説の設定
・調査項目の決定
・調査対象、抽出方法、調査方法、スケジュールなどの決定
2.調査票の設計・作成
・質問項目に基づき以下の作成 =「調査票」を作成(ワーディング)
・質問文
・選択肢
・回答方法(選択肢か記入式か、など)
3.調査の実施と回収
・サンプリング
・依頼文・挨拶状の作成
・必要物(調査票・挨拶状の印刷、謝礼、ツール、調査員への説明など)の用意
・実査(面接・郵送・電話…)と回収
4.データの集計・分析
・調査票のチェック
・データ入力
・単純集計
・データ分析
5.報告書の作成・発表
・調査概要などの明記
・調査目的に即し分析のとりまとめ・発表(レポート、報告書、プレゼンテーション)

調査の企画・設計段階で注意すべきこと
  • 「調査」の良し悪しは、「調査目的」とそれに基づいた「調査項目」、そして「調査票」の出来で8割は決まる。
    目的や仮説だけでなく、いい調査票を作るまでが大事!
  • 調査方法は適切か?
    ⇒ 質問紙調査で本当にわかることなのか?
  • 誰に調査するのか?
    ⇒ その問題にこたえられる対象に聞かないと意味がない。
  • モラルやプライバシーに配慮しているか?
    ⇒ 調査だからといって、何を聞いてもいいという訳ではない。相手から信頼されない調査は、その時点で失格。

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