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4-6 学科紹介パンフレット制作体験記
4-6-16 制作体験記:学生生活紹介


学生生活紹介担当学生による制作体験記

構想から写真撮影まで
 パンフレットのなかで私が担当したのは、「社会学科生の一日〜自宅生・下宿生〜」でした。内容は、自宅生と下宿生それぞれの一日を追った写真とコメントを付けるというものです。
 最初に頭の中で思い描いていたデザインは、自宅生・下宿生それぞれのある一日の時間割を載せ、その時間割の内容に沿った写真とコメントを付けるというものでした。しかし、実際にその構図で作ってみると、自分が思っていたよりもわかりにくく、また単調なものになってしまいました。そこで今度は、見る人にとってわかりやすいようにし、またデザインも単調なものにならないようにしました。その結果できたのが、ページ全体を使い時間の流れを円で表現したものです。このデザインは自宅生のほうに使い、下宿生では、別の直線的なデザインにしました。自宅生・下宿生共に、写真は円形に加工し、その円の近くに「登校」、「午前授業」、「昼休み」、「昼食」、「午後授業」、「下校」、「放課後」、「バイト」とタイトルをつけ、その内容と合った写真を載せました。
 写真撮影は自宅生・下宿生の友達に頼みました。撮影はテストが始まる前の7月に行い、ひとつのシーンにつき1枚ずつ撮りました。1枚撮ればいいのですが、撮影される方も緊張してしまい、ぶれてしまったりして、なかなかうまく撮れないことがあり、何回も撮り直しをしました。また、撮影を頼んだ友達が、学校に来ないこともあり、写真が夏までに揃わず、結局全部撮り終わるのは秋になってしまい、パンフレット作成が進まなかったりもしました。


角度の関係で没になった写真

「放課後」が「バイト」に変更になったので
使わなかった写真

ふざけて撮った写真

InDesignを使っての制作
 パンフレットの作成にはInDesignというソフトを使いました。初めて使うものだったのでうまく扱えず、自分の考えていたようにできないということがありました。なかでも一番苦労したのが、写真の貼り付けでした。私の場合、写真を円形に加工して貼り付けなければならず、最初はWordで写真を加工し、加工した写真を貼り付ていたのですが、そのやり方ではきれいにならないので、写真の加工には Adobe® Photoshop® を使う必要があると言われました。その時点でほとんどの写真をWordで加工していたので、実質的にすべての写真を貼り直すことになりました。


元の写真をPhotoshopを使って右の円に加工する。

制作を終えて
 苦労の多いInDesignを使ってのパンフレット制作でしたが、終わってみればなかなか面白いものでした。最初はなんでこんなことしなきゃならないんだと思っていましたが、InDesignに慣れていくうちに作業をこなすスピードも上がっていき、ストレスを感じることも少なくなっていきました。友達に協力を頼み、写真を撮ったことも、仕上げのために平生セミナーハウスで深夜2時まで作業をしたことも、今では良い思い出になっています。

教員からのコメント
 当初、写真を丸く加工するのにWordのテンプレートを使い、それをInDesignに貼付けるという方法をとっていましたが、それだと周囲に薄くクリーム色の下地が残ってしまいました。そこで、Photoshopを使って周囲を透明にしました。作業中に苦労したのは、主にその点だけだったと思います。
 自宅生のページではやや余白が目立ったので、時間割をつけてもらいました。かなりわかりやすくなったと思います。
 ただ、今回はともかく完成に一生懸命だったようで、コメントなどに少し工夫が足りないように思います。

Adobe ならびにPhotoshopはAdobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。

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