パンフレットの作成で使うのは、Adobe® InDesign® というソフトです。これは一般に「DTP(デスクトップ・パブリッシング)」用ソフトと呼ばれ、雑誌編集者なども使うプロ向けのソフトですので、非常に高度な編集が可能です。業界標準のソフトになっているため、作成したファイルはそのまま印刷会社に入稿することができます。 このソフトの詳しい使い方については、販売元のアドビ社のホームページに掲載されている「入門ガイド」「活用ガイド」が参考になります。 パンフレットの制作に入る前に、学生に簡単な説明をしたのですが、なかなか理解しにくかったようです。そこで以下では、このソフトを使い始めるにあたって最低限知っておくべきことや、パンフレット制作の作業に役立つヒントを紹介していきます。 InDesignとは何か
プロも使うDTP用ソフトといっても、使い方がそれほど難しいわけではありません。基本的な操作は、Microsoft Wordなどのワープロソフトと似ていて、違うのは、かなり高度な編集ができるという点だけです。これはソフトの用途と関係があります。ワープロソフトが文章作成のためのものであるのにたいして、InDesignはすでに用意してある文章や画像をページにレイアウトし、仕上げるためのソフト、印刷用の仕上げのためのソフトというべきものであるため、より細かい編集が可能になっているのです。
Adobe ならびにInDesignはAdobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
1 「環境設定」→「テキスト」の項目のスマートテキストのリフロー処理を変更することで、自動的にページ作成を行うことができます。 |