社会調査工房オンライン-社会調査の方法
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4-6 学科紹介パンフレット制作体験記
4-6-5 InDesign の使い方:レイアウトの作成


以下の説明はAdobe® InDesign® CS4のものです。
 まずはじめに、InDesignを起動して基本的なレイアウトを作成します。InDesignを起動すると、スタートアップスクリーン(図1)が表示されるので、「新規作成」の項目から「ドキュメント」を選択します。スタートアップスクリーンが表示されない場合は、「ファイル」→「新規」→「ドキュメント」を実行します。


図1

 ドキュメントの基本設定をきめるパレット(図2)が表示されます。ここではページ数「4」、ページサイズを「A4」に設定します。そのほかの設定は図のようにします。ページ数や縦書き・横書き、綴じ方も指定できます。


図2

 設定が終わったら、「レイアウトグリッド」のボタンをクリックします。レイアウトグリッドの設定は図3のようにします。ここではフォントサイズを「13Q」、段数「3」、段間「8 mm」に設定します。その他の設定も図の通りであることを確認して下さい。「OK」のボタンをクリックすると、レイアウトグリッドを含むレイアウト用のドキュメント(図4)が作成されます。これでドキュメントの作成は終わりです。


図3


図4

 なお、InDesignで新規ドキュメントを作成する場合、「レイアウトグリッド」から作成する方法と、「マージン・段組」を設定する方法の2つがあります。「レイアウトグリッド」は、レイアウトがきまっている書籍や雑誌を作成する場合に便利です。文章のレイアウトがどのページもだいたい同じ場合は、「レイアウトグリッド」から作成して下さい。「マスターにテキストフレーム」のボタンをチェックすると、最初から全ページにテキストフレームのついたドキュメントが作成されます。
 「マージン・段組」を選んだ場合、レイアウトグリッドのないドキュメントが作成されます。表紙など写真の多いページは、この方がよいでしょう。

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