社会調査工房オンライン-社会調査の方法
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4-6 学科紹介パンフレット制作体験記
4-6-7 InDesign の使い方:テキストフレームの作成


 次に、テキストフレームを作成します。「縦組みグリッドツール」を選択し、レイアウトグリッドの幅にあわせてドラッグして、テキストフレームを作成します(図9)。緑色のレイアウトグリッドの上に、グレーのテキストフレームができます。「選択ツール」を選び、作成されたテキストフレームをダブルクリックすると、カーソルが表示されて、文字が入力できるようになります(図10)。「縦組文字ツール」を選択しても、文字入力が可能な状態になります。


図9


図10

 なお、緑色のレイアウトグリッドはガイドの役割をするもので、これに直接テキストを入力することはできません。テキストを入力するには、テキストフレームを作成する必要があります。
 作成したテキストフレームは、サイズを変更したり、移動したりすることもできます。「選択ツール」を選び、テキストフレームをクリックすると、フレームの周囲に小さな四角が表示されますので、これをドラッグしてサイズ変更します(図11)。フレーム全体を移動する場合は、フレーム内のどこかをクリックしたまま移動します(図12)。矢印キーを使うと、1ピクセル単位での移動が可能です。


図11


図12

 また、テキストフレームはどこにでも自由に作成することができます。たとえば、「横組みグリッドツール」を選択し、左右にドラッグすれば、横書きのテキストフレームが作成されます(図13)。見出しなどはこれで作成することができます。


図13

 テキストフレームをいちいち作成するのが面倒な場合は、マスターページ上でテキストフレームを作成しておきます。そうすれば、作業ページ上にテキストフレームが自動的に作成されます。テキストフレームの位置が同じで、ページ数が多い場合は、この方法がいいでしょう。

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