次に、ドキュメントに複数のテキストフレームを作成し、文章がそれぞれのテキストフレームにリンクするように流し込みます2。 「選択ツール」で最初のテキストフレームを選択し、「ファイル」→「配置」を実行します(図14)。ファイルリストのなかから、本文となるテキストファイルを選択し、流し込みを実行します(図15)。テキストフレーム内に文章が流し込まれます。
テキストフレーム内に文章がおさまりきらない場合、フレームの左下に赤いプラスのマークが表示されます(図16)。「選択ツール」を選択し、この赤いプラスのマークをクリックすると、マウスカーソルが変化し、別のテキストフレームに流し込みが可能な状態となります。この状態で次のテキストフレームをクリックすると、リンクが設定されて、最初のテキストフレームにおさまりきらなかった分のテキストが流し込まれます。さらに別のテキストフレームにリンクを設定する場合は、同じ手順をくり返します(図17)。これで文章の流し込みは完了です。
なお、最初のドキュメント作成のパレットで、「マスターにテキストフレーム」のボタンをチェックし、全ページにテキストフレームのついたドキュメントを作成した場合、すべてのテキストフレームがリンクしていますので、最初のテキストフレームに文章を流し込むと、おさまりきらない分は自動的に次のフレームにリンクされます。ただし、この場合はテキストフレームごとのサイズ変更や移動ができなくなりますので、注意して下さい。
2 Shiftキーを押しながら流す込みすることで、自動的にテキストの量だけページを作成し、テキストを流し込むことができます。
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