社会調査工房オンライン-社会調査の方法
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4-6 学科紹介パンフレット制作体験記
4-6-9 InDesign の使い方:文字の設定


 次に、流し込んだ文章の文字設定を行います。
 「縦組み文字ツール」を選択するか、テキストフレーム内をダブルクリックして、文字が入力できる状態にします。テキストの一部または全体を選択し、画面上方にある文字コントロールパネルで、書体やサイズを設定します。ここでは書体を「小塚ゴシックPro B」、サイズを「13Q」にします(図18)。文字コントロールパネルでは、書体やサイズだけでなく、文字間、行間の調整、文字の縦横拡大なども設定できます(図19)。画面上方の「段」のボタンを押すと表示される段落形式コントロールパネルでは、文章の配置の仕方が設定できます。たとえば、文字揃えを「中央揃え」に設定すると、文字がテキストフレームにたいして中央に揃えられます(図20)。「字」のボタンを押すと、文字コントロールパネルに戻ります。文字の色を変えたい場合は、ツールパレットの「塗りカラー」をダブルクリックし、カラーピッカーのパレットから色を選択します3(図21)。


図18


図19


図20


図21

 なお、文章中に半角の英数字がある場合、縦組みにすると文字が横に寝てしまいます。これを縦に起こすためには、文字を選択した状態で、文字コントロールパネルの一番右のメニューから「縦中横設定」を選択します(図22)。表示されるパレット(図23)の「縦中横」のチェックボックスをクリックして「OK」を押すと、選択された半角英数字が縦になります。2文字一緒に縦にすることもできます4


図22


図23


3 印刷までを考える場合には、CMYKの数値で色を設定する必要があります。
4 縦組みの場合、テキストを全部選択(もしくはスタイルで設定)し、段落パネルのサブメニューから自動縦中横設定を行うことで、1箇所ごとに選択して縦中横をしなくても自動的に設定することもできます。

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