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統計資料
オンラインやCD-ROMを使って、統計や白書、年表などを調べることもできる。たとえば、「少子化」についてレポートを書いたりゼミ発表をする場合、現在までの最新のデータが必要になってくるはずだ。単行本で集めたデータは、数年遅れたデータを掲載している場合が多いので、さらに最新分を補うためにインターネットなどを利用して、調べてみよう。どのような統計資料を使う場合にも気をつけなければならないのは、そのデータが、誰が、どのような集団を対象とし、どんな方法によって集められたものなのかに、気をつけることである。レポートで引用する場合は、それらの出典を明記することも忘れずに。
インターネット
事典・辞典・年表など
調べものをする場合、最も基本的なツールと言ってよいのが、事典・辞典類だろう。『現代用語の基礎知識』『イミダス』『知恵蔵』『百科年鑑』『データパル』などは、毎年更新され、新しい動向や現象について調べるときの入口となるだろう。さらに、社会学科のみなさんには、次の事典類も是非知っておいてほしい。『戦後史大事典』(三省堂)、『大衆文化事典』(弘文堂)、『現代風俗史年表』(河出書房新社)、『昭和・平成家庭史年表』(河出書房新社)、『明治・大正家庭史年表』(河出書房新社)、『年表で見るモノの歴史事典』(ゆまに書房)。社会学科の図書室でこれらの事典類を手にとって見てみよう。これらの書物はすぐれた研究ガイドともなっており、あらたな疑問がわいてくるはずだ。みなさん一人一人の頭で、自分の見つけた「不思議」を解き明かしてほしい。
6-1-1 百科事典を使おう も参照のこと |
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