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(1) | クリスマス合意 ・1997年の年内に返済期限がくる200億ドルがデフォルトの危機になりました。 ・国際機関とG7による支援策:クリスマス合意。 ・合意内容は、G7などの支援を前倒しして実施(ドルを早期に融資)すると共に、コンディショナリティに示された韓国の資本自由化を前倒しして実施することです。 |
(2) | 韓国金融機関の短期債務を長期債務に転換する交渉 ・さらに、依然として多額の短期債務を抱えたままであれば、韓国危機は持続します。 ・そこで、200億ドル強の短期債務を長期債務に転換する交渉が、多数の民間債権金融機関と韓国側の間で行われました。そして1998年1月に交渉は基本合意しました。 ・短期債務は、LIBORに2.5%程度の加算金利を加えた長期債務に転換されました。 (途上国の金融機関は、LIBORに加算金利を加えた金利で借入れます) |
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